Sveiki、Oreです。
今回は、
バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)を
3日間で回るモデルプランをご紹介します。
3都市をどうつなぐか。
答えはエアバルティック(airBaltic)です。

タリン発→リガ乗り継ぎ→ビルニュス着のルートを使えば、
移動しながらリガも観光できます。
タリン→ビルニュスのフライト料金だけを払えばいいので、
実質リガへの移動費がまるまる浮く形になります。
バルト三国は3都市ともユネスコ世界遺産の旧市街を持つ、
ヨーロッパでも密度の高いエリアです。
それぞれコンパクトな街なので、
雰囲気に触れるという意味では3日間でも存分に楽しめます。
バルト三国とは
バルト三国とは、バルト海の東岸に並ぶ
エストニア・ラトビア・リトアニアの3カ国のことです。



かつてソ連の支配下にあり、1991年に独立。
現在はすべてEU加盟国で、通貨はユーロ、
シェンゲン協定にも加盟(ビザなし90日)しています。
3都市の旧市街がすべて
世界遺産に登録されているのが最大の特徴。
中世建築がほぼそのまま残っていて、
いずれも歩いて回れるコンパクトな規模です。
| 国 | 首都 | 人口(首都) | 旧市街世界遺産登録 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| エストニア | タリン | 約45万人 | 1997年 | 城壁・中世建築、電子政府で有名 ヘルシンキまでフェリーで2時間 |
| ラトビア | リガ | 約60万人 | 1997年 | バルト三国最大の都市 アール・ヌーヴォー建築 |
| リトアニア | ビルニュス | 約54万人 | 1994年 | バロック建築が密集 旧市街の「独立国」ウジュピス共和国 |
3都市間の距離感もちょうどよいです。
タリン〜リガ間は約300km、
リガ〜ビルニュス間は約290km。
フライトで移動するのが時間効率としてベストです。
3日間モデルルート早見表
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 1日目 | タリン旧市街を丸1日観光 詳細:タリン1日観光 |
| 2日目 午前 | タリン空港発(早朝便)→リガ着(約50分) |
| 2日目 午前〜夕方 | リガ旧市街を半日観光(約4〜5時間) 詳細:リガ半日観光 |
| 2日目 夕方 | リガ空港発→ビルニュス着(約45分) |
| 3日目 | ビルニュス旧市街を丸1日観光 詳細:ビルニュス1日観光 |
エアバルティックのフライト
このルートの核心が
エアバルティック(airBaltic)です。
エアバルティックはリガに拠点を置く
ラトビアの航空会社で、
バルト三国内の路線を多数運航しています。
タリン(TLL)→リガ(RIX)
リガ(RIX)→ビルニュス(VNO)
のいずれも1日複数便が飛んでいます。
フライトの概要
絶対に守ってほしいのは、
1区間ずつ予約するのではなく、
タリン→ビルニュスのフライトを検索し、
リガトランジットのフライトを選ぶこと!!
1区間ずつの発券だと高くなります。
リガトランジットの時間は、
できれば7時間以上のものを選びましょう。
| 路線 | 所要時間 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|
| タリン(TLL)→リガ(RIX) | 約50分 | 1万円~3万円 |
| リガ(RIX)→ビルニュス(VNO) | 約45分 | (上記に含まれる) |
価格は時期・予約タイミングによって
大きく変わります。
早めに取れば1万円台に収まることが多いです。
セールもよく出るので、
airbaltic.comで直接確認してください。
なお、air BalticはLCC扱いですので、
荷物や座席指定で追加料金がかかります。
ご注意を。
2日目の動き方
2日目がこのプランの肝です。
タリン発の早朝便(7時台〜8時台)でリガに飛びます。
リガ着が9時前後になるので、
そこから旧市街に向かいましょう。
夕方~夜のリガ発ビルニュス便を予約すれば
リガの半日観光をしたあとで、
その日のうちにビルニュスに入れます。
乗り継ぎ時間に旧市街を観光できるのは、
リガ空港が旧市街から車で15分
(バスで30〜35分)と近いからです。
本数も多いですし、
バス22番(€2)で動ける距離なので、
タクシーを使わなくてもスムーズに回れます。
注意点
- リガ空港の乗り継ぎは「旅行者が空港を出て観光する」形になります。
ターミナルに戻る時間を逆算して動くこと - ビルニュス便の出発2時間前には空港に戻るのが目安
- スーツケースはビルニュスまでスルー。
→リガでは液体を買っても機内に持ち込めない - eチケットと搭乗ゲートを事前に確認しておくこと
トランジット観光の考え方は
こちらの記事でも解説しています!
1日目:タリン観光


タリンはエストニアの首都で、
ヘルシンキからもフェリーで
約2時間でアクセスできます。
旧市街(ヴァナリン)は
上の街(トームペア)と下の街の2層構造。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
トームペア城・コフトゥオッツァ展望台
ふとっちょマルガレータ(海洋博物館)など、
世界遺産を構成する名所を歩いて回れます。
ランチはRataskaevu 16でエストニア料理を。
おみやげはカレフ(Kalev)の直売店で
チョコをまとめ買いするのがおすすめです。
| タリン基本情報 | |
|---|---|
| 旧市街世界遺産 | 1997年登録 |
| アクセス | ヘルシンキからフェリー約2〜3時間 |
| 移動 | 旧市街は徒歩で完結 |
| おすすめランチ | Rataskaevu 16(予約推奨) |
| おみやげ | カレフチョコ直売店 |
→ 詳細はタリン旧市街1日観光ガイドへ。
2日目:リガ半日観光


リガはバルト三国最大の都市(人口約60万人)で、
アール・ヌーヴォー建築の数が世界屈指です。
空港からバス22番(€2・約30〜35分)で旧市街へ。
ブラックヘッドの家(Melngalvju nams)で
ハンザ同盟時代のリガを感じて、
リガ大聖堂(1211年建設・パイプオルガン約6,700本)を見学。
旧市街北側の三兄弟(14〜17世紀の石造り住宅群)と
猫の家(屋根の猫が隣の組合に尻を向けているという伝説あり)
もコンパクトに回れます。
ランチはラトビア料理のProvince Restaurantで
郷土料理をブラックバルザム(1752年から作られる伝統ハーブリキュール・45度)と一緒に。
リガ中央市場(旧ツェッペリン格納庫・ユネスコ世界遺産)も
旧市街の南側にあって、
バス降車地点から徒歩圏内です。
野生ベリー(ラズベリー・スグリ・カシス)が山積みになっていて、
見るだけでも楽しいです。
| リガ基本情報 | |
|---|---|
| 旧市街世界遺産 | 1997年登録 |
| 空港アクセス | バス22番・€2・約30〜35分 |
| 移動 | 旧市街は徒歩で完結 |
| おすすめランチ | Province Restaurant |
| 半日所要時間 | 4〜5時間 |
→ 詳細はリガ旧市街半日観光ガイドへ。
3日目:ビルニュス観光


ビルニュスはリトアニアの首都。
旧市街はバロック建築の教会が密集していて、
ヨーロッパのバロック都市として
1994年にユネスコ世界遺産登録されています。
夜明けの門(Aušros Vartai)から
旧市街に入るのが定番ルート。
ウジュピス共和国(1997年に芸術家が独立宣言した街区・憲法が日本語訳もある)はビルニュスでしか体験できない特異な場所です。
ナポレオンが「パリに持ち帰りたい」
と言ったとされる聖アンナ教会(なんて傲慢)
丘の上のゲディミナス城
(ケーブルカーか徒歩で登れる)も外せません。
ランチ・ディナーはErtlio Namas(ミシュラン掲載・リトアニアの伝統食材を現代料理にアレンジ)がおすすめです。
おみやげはMaximaスーパーで
シャコティス(バウムクーヘン系のリトアニア伝統菓子)と
チーズチョコをまとめ買いするのが定番です。
| ビルニュス基本情報 | |
|---|---|
| 旧市街世界遺産 | 1994年登録 |
| 移動 | 旧市街は徒歩で完結 |
| ユニーク | ウジュピス共和国(独自の憲法・多言語翻訳あり) |
| おすすめ食事 | Ertlio Namas(要予約) |
| おみやげ | Maximaスーパー(シャコティス・チーズチョコ) |
→ 詳細はビルニュス旧市街半日観光ガイドへ。
3日間の費用感
バルト三国は物価がヨーロッパ西部より明らかに安いです。
ランチ€10〜15、ディナー€20〜30でもしっかり食べられます。
以下はあくまで目安です。
Michelin店や高級ホテルに行く場合はそれを考慮してください。
| カテゴリ | 目安 |
|---|---|
| エアバルティック(TLL→RIX + RIX→VNO) | 合計€60〜150程度 |
| 宿泊(旧市街エリア・1泊) | €50〜100程度 |
| 食事(1日3食) | €30〜50程度 |
| 交通・入場料 | €10〜20程度/日 |
| 3日間合計目安 | €300〜600程度(航空券込み) |
ウィークデーや早期予約でフライトが安く取れると、
全体のコストをかなり抑えられます。
よくある質問
Q. バルト三国旅行にビザは必要ですか?
日本人は不要です。
3国すべてEU加盟のシェンゲン協定国なので、
シェンゲン圏内の滞在日数(90日以内)にカウントされます。
Q. エアバルティックはどこで予約できますか?
公式サイト(airbaltic.com)が最安値のことが多いです。
Googleフライト等で比較しながら取るのが無難です。
座席指定・預け荷物は別料金になるケースが多いので、
料金内訳を確認してから購入を。
Q. リガでの乗り継ぎ観光は何時間あれば十分ですか?
最低4時間あれば主要スポット
(ブラックヘッドの家・大聖堂・中央市場・ランチ)は回れます。
空港への戻り時間(バスで30〜35分)を逆算して動けば問題ありません。
余裕を持たせるなら5〜6時間が理想です。
Q. バルト三国はどの季節がいいですか?
5〜9月の夏シーズンが最もおすすめです。
日照時間が長く(夏至前後は22時ごろまで明るい)、
観光しやすいです。
冬(12〜2月)は日照時間が短く寒いですが、
クリスマスマーケットは各都市で開催されます。
まとめ
タリン→リガ→ビルニュスを3日で回れるのは、
エアバルティックのルートと
バルト三国各首都コンパクトさのおかげです。
3都市すべてユネスコ旧市街
歩いて回れる・物価が安い・料理が美味い。
この条件が揃っているエリアは
ヨーロッパでもなかなかないです。
3日間で3カ国を回ったという体験として、
コスパも満足度も高い旅になります。
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