Hej、Oreです。
今回は、ストックホルムからタリンまでをつなぐ
夜行フェリー「Baltic Queen(タリンクシリヤライン)」をご紹介します。
夜に乗って、朝には目的地。
移動しながらバルト海の眺めや
夕食・ショー・バーを楽しんで、
寝て起きたらタリンに着いている。


これがスウェーデン発
バルト三国への最高の移動方法です。
フライト&宿泊より安く、
夜を有効活用できて、何より楽しい。
北欧とバルト三国を両方旅するなら、
絶対に使ってほしい移動手段です。
なぜストックホルム→タリンなのか
ストックホルム→タリン
Oreがこのルートをおすすめするのは、
コスパの観点からです。
よく提唱されるのが、
ストックホルム→ヘルシンキ→タリンの移動。
このルート、
ヘルシンキ→タリンはコスパ良く移動できるのですが、
実はストックホルム→ヘルシンキの航空券が意外と高いです。
それに加えて物価が高いヘルシンキの宿泊費もばかになりません。
それに対して夜行フェリーは
移動費+宿泊費がセットです。
その分お得になります。
ゆえに、上記三都市を回るのであれば、
ストックホルム→タリン→ヘルシンキのほうが高コスパです。
ただし唯一のデメリットは、
出発日の夜を観光に充てられないこと。
夕方に出発する関係上、この時間を船内で過ごすことになります。
これからご紹介するように船内はとても楽しいですが、
観光時間が足りなくなっては元も子もないので、
ここはスケジュール次第で判断いただくのが良いかなと思います。
| 比較 | フライト | 夜行フェリー |
|---|---|---|
| 所要時間 | 約2時間 | 約16時間 |
| 出発時間 | 日中 | 夕方出発・朝着 |
| 宿泊費 | 別途必要 | 込み |
| 楽しさ | 移動のみ | 体験そのもの |
バルト三国をエアバルティックでさらに南下する
タリン→リガ→ビルニュスのプランと組み合わせると、
北欧からバルト三国まで一気に回るルートが完成します。
Baltic Queen 基本情報

Baltic Queenは、大手海運会社である
タリンクシリヤライン(Tallink Silja Line)が運航する
ストックホルム〜タリン間の大型クルーズフェリーです。
2009年就航、全長212m・旅客定員約2,500人。
レストラン・ビュッフェ・バー・
ショップ・エンターテインメントエリアを完備した、
船の上のリゾートです。
| 情報 | 内容 |
|---|---|
| 運航会社 | Tallink Silja Line |
| 船名 | Baltic Queen |
| 全長 | 212m |
| 旅客定員 | 約2,500人 |
| 就航年 | 2009年 |
| ストックホルム発 | 17:30頃(要公式確認) |
| タリン着 | 翌10:30頃(要公式確認) |
| 所要時間 | 約16〜17時間 |
ストックホルム乗り場:
ヴェルタハムネン(Värtahamnen)ターミナル。
地下鉄Gärdet駅から徒歩約15分、
または市内からバス1本でアクセス可能です。

タリン下船場所:
Dターミナル。
タリン旧市街まで徒歩約15〜20分か、
トラムやバスで数分です。

料金はシーズン・予約タイミングで大きく変わります。
早期予約であればキャビン込みで
€60〜100程度に収まることも。
公式サイト(tallink.com)が最安値のことが多いです。
うれしいことに、公式サイトは非常に使いやすいです!
乗船の流れ
チェックインはターミナルで。
eチケットを印刷またはスマホで提示して
ボーディングパスを受け取ります。
出発1〜2時間前には
ターミナルに到着しておくのが目安です。
乗船後は船内マップを確認して、
まずキャビンに荷物を置くのがおすすめ。
それから当日のプログラムを確認しましょう。

夕食の予約時間を基準にどう動くか決めるとスムーズです。
船室(キャビン)
キャビンは複数のカテゴリがあります。
| カテゴリ | 特徴 |
|---|---|
| インサイドキャビン | 窓なし・最安値。寝るだけなら十分 |
| シービューキャビン | 窓あり・海の景色が見える |
| コモドールクラス | 上位クラス・アメニティ充実・朝食付きなど |
通常キャビンの部屋はとてもコンパクトです。
両壁にベッド兼ソファがついていて、
使わないときはたたんで部屋を広く使えます。
スーツケースを2つ
広げっぱなしにするスペースはないので、
必要なものだけ取り出して収納するのが正解です。
シービューキャビンは窓から海と夕日が見えて、
それだけで乗り得感があります。

一晩だけですし、
部屋を出ればいたるところにデッキがありますので、
インサイドでもシービューでも体験の本質は変わりません。

コスパ重視ならインサイド、
部屋からも景色を楽しみたいなら
シービューという選び方で。
夕食ビュッフェ
Baltic Queenには複数のレストランがありますが、
Oreとしてはビュッフェが断然おすすめです。


料理の種類がとにかく多い。
肉・魚・サラダ・チーズ・デザートまで幅広く揃っていて、
北欧らしいヘリングやサーモン料理も充実しています。
(盛り方が下手で心苦しいですが…)
味は「感動するほどではないけど、不満も出ない」レベルです。
それよりも種類の多さと雰囲気を楽しむビュッフェです。
それでも、また乗ったらビュッフェにしたいな、
というくらいには満足できます。
お酒が飲み放題なのも嬉しいポイント。
ビールとハウスワイン(赤・白1種類ずつ)が込みです。


注意点:
ビュッフェはいくつかの時間枠がありますが、
その時間にはみんな一斉にビュッフェに向かうのでかなり混雑します。
20〜30分ほど待つか、
少し時間をずらして行くとだいぶ空いています。
ショー


夜の船内ではショーが常時開催されています。
ダンスショーやクイズ大会など、
飽きないラインナップです。
ファミリーから大人まで楽しめる内容で、
特にダンスショーのクオリティは予想より高かったです。
注意:
ステージの前の席に座っていると、
ダンスショーに巻き込まれてステージで踊らされることがあります。
それはそれで楽しい思い出になりますが、
嫌な人は少し後ろに座っておきましょう。
エストニアの民族舞踊のようなショーもあって、
タリンへ向かう気分を盛り上げてくれます。
バー


船内には何カ所かバーがあります。
ショーエリアと一体になったメインバーが賑やかで、
ショーを見ながら飲めます。
落ち着いた雰囲気のバーもあって、
静かに飲みたいときはそちらへ。
支払いはカードで都度精算。


エストニアの民族舞踊ショーを見ながらビールを飲む時間は、
他の移動手段では体験できないものです。
免税ショッピング
船内にはちょっとしたショッピングモールがあります。
聞いたことがないブランドが多いですが、
トミーヒルフィガーなど知ってるブランドも入っています。
お土産・コスメ・お菓子などが揃っています。
特に注目はスーパー(免税ショップ)です。
スウェーデンはお酒の税金が高い国なので、
免税のお酒を買い求めるスウェーデン人でものすごく賑わっています。
船の上が免税エリアになるので、
ウィスキー・ワイン・ビールが
(ヨーロッパ基準で)かなり安く買えます。
スウェーデン人にとっては
「免税で酒を買う旅」の側面もあるようです。
日本人視点では、
ラトビア・エストニアのウォッカや
地元ブランドのアルコールをここで買っておくのも手です。
タリン到着!
朝、目覚めてデッキを散歩などしていると、
タリンの街並みが!

部屋に戻り、荷物をまとめて下船の準備をしましょう。
みんな下船のスタンバイをしているので、
一番混むタイミングかもしれません。
下船したらいざタリン観光へ!!
よくある質問
Q. 予約はいつまでに必要ですか?
早ければ早いほど安いです。
夏シーズン(6〜8月)と年末年始は特に混雑するので、
2〜3カ月前の予約を目安に。
オフシーズンの平日なら1〜2週間前でも
取れることがあります。
公式サイト(tallink.com)から直接予約するのが
最安値のことが多いです。
Q. 船酔いは心配ですか?
バルト海はほとんどの時期で穏やかです。
大型フェリーなので揺れも少ない方ですが、
荒天時は多少揺れます。
心配な方は酔い止めを持参しておくと安心です。
Q. ストックホルム・タリンのターミナルへの行き方は?
ストックホルムはヴェルタハムネンターミナル(Värtahamnen)で、
地下鉄Gärdet駅から徒歩約15分。
タリンはDターミナルで、
旧市街まで徒歩15〜20分またはトラムで数分です。
Q. キャビン予約なしで雑魚寝できますか?
キャビン予約なしで乗ることはできません。
昼行フェリーはキャビンなしでも予約できますが、
夜行フェリーは必ず部屋を抑える必要があります。
まとめ
ストックホルムからタリンへの移動は、
フェリーが一番です。
コスパ・タイパ・楽しさ、全部揃っています。
移動そのものがエンターテインメントになっている乗り物は、
なかなかないです。
北欧を旅しながら「バルト三国も行ってみたい」と思ったら、
Baltic Queenでそのままタリンへ。
タリンからはエアバルティックでリガ→ビルニュスと南下できます。
これらのルートで北欧からバルト三国まで全部つながります。
ぜひ、北欧&バルト三国の旅に
クルーズを組み込んでみてください。

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