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パスポート盗難 旅を続けられる?緊急旅券を実体験解説

緊急旅券とは?海外でパスポート紛失・盗難時の手順・必要書類を実体験解説

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海外でパスポートがない。
気づいた瞬間、頭が真っ白になるのは当然です。

でも大丈夫です。
海外でパスポートをなくした時に、まずやるべきことは大きく以下3つ。

手順やることポイント
1落ち着いて状況確認・クレカ停止財布・スマホ・カードも確認。カードも盗難ならすぐ停止
2警察署・市役所で紛失・盗難の証明書を取得大使館手続きで必要。盗難→警察、紛失→市役所
3日本大使館・総領事館へ連絡緊急旅券か帰国用渡航書か、必要書類を確認

Oreも体験ありです。
ウィーンでバッグごと盗まれたことに気が付き、しばらくフリーズしました。
でも手順通りに動いたら翌日14時に発給されました。
この記事では、実体験をもとに手順を細かく分けた詳細9ステップをそのまま共有します。

パスポートを紛失・盗難した場合、発行してもらえる書類は2種類あります。
どちらを申請するかは状況によって変わります。

緊急旅券帰国用渡航書
目的通常のパスポートと同様に使用可能日本への帰国のみに使用できる
入国できる国多くの国に入国可能
ただし緊急旅券を認めない国もあるため要確認
日本への直接帰国のみ
有効期間最長3年(申請時に選択)1回限り(帰国後に失効)
手数料目安約9,600円(2025年時点)約2,500円(2025年時点)
こんな人向け旅を続けたい人すぐに帰国したい人・旅の続行が難しい人

旅を続けたいなら緊急旅券、すぐに帰国するなら帰国用渡航書が選択肢です。
どちらも大使館・領事館で申請できます。
最新の手数料・必要書類は各大使館・外務省の公式サイトで確認してください。

乗継・経由で帰国するときの注意。
帰国用渡航書や緊急旅券(ICチップ非搭載)は、通常の旅券より渡航に制限がある場合があります。
とくに米国を経由・入国して帰国する場合はESTAが使えず、米国査証(ビザ)が必要です(外務省案内)。
帰国用渡航書は、乗継地を経由して日本へ帰る場合でも、乗継国で入出国はできません。
帰国ルートは航空会社・乗継国の条件によって変わるため、乗り継ぎ時間の考え方もあわせて確認し、最新情報は最寄りの日本大使館・総領事館で確認してください。

緊急旅券を取得できれば旅を続けられる場合が多い

緊急旅券を取得できれば、基本的に旅は続けられます。
即帰国しないといけないわけではありません。

Oreの場合は、15時ごろに盗難に気づいてから翌日14時に発給されました。
丸1日かかりましたが、その後も旅を続けることができています。
これはかなりスムーズにいったケースなので、状況によってはもう半日〜数日かかることもあります。

ただし、注意点が一つ。
緊急旅券での入国を認めていない国があります。
これは出発前に外務省のHPで必ず確認してください。
外務省HP – 旅券

パスポートを盗難・紛失したら?9ステップの対処法

焦る気持ちは分かります。
でも、やることは決まっています。
この順番で動けば、緊急旅券まで最短で辿り着けます。

#すること備考
1落ち着いて状況を整理気づいたとき、なくしたときの状況をメモしておく(後で聞かれる)
2クレカの利用停止クレカも一緒になくした場合のみ・スピードが命
3紛失・盗難の証明書を取得盗難→警察署でポリスレポート、紛失→市役所
4日本大使館に連絡・予約必要書類もこのとき確認する
5戸籍の符号または戸籍謄本を取得マイナカードがあればその場でOK
6顔写真(縦45×横35mm)を用意外務省案内は1葉・枚数は公館に要確認・主要駅の証明写真機を探す
7緊急旅券が出るまでの宿を確保何日かかるか読めないので1日ずつ予約
8宿や航空券の予約変更事情を伝えればキャンセル料免除のことも
9大使館で緊急旅券を受け取る1〜6が揃えば当日発給も可能。受付から約2時間

1. まずは状況を整理する(焦らなくて良い)

深呼吸して、落ち着いてください。
今すぐ警察に飛び込む前に、まず確認することがあります。

  • バッグの中身を全部出して本当にないか確認
  • 宿に戻って部屋・フロントに再確認
  • 直前の行動を思い出す
  • 落とし物センターや行ったお店に問い合わせる

「盗難か紛失か」の判断は後でも大丈夫。
まず「今なくなっているもの」を整理してください。
この後の手続きで状況を聞かれるので、気づいた時刻・場所・状況をメモしておきましょう。

2. クレジットカードをすぐ停止する

パスポートと一緒にカードもなくなっている場合、スピードが命です。
不正利用される前に、できる手段で今すぐ止めてください。

  • カードアプリから利用停止(最速)
  • アプリが使えない場合は国際電話で停止

パスポートだけなくしてカードは手元にある場合は、このステップは飛ばして大丈夫です。

3. 紛失・盗難の証明書を取得する

緊急旅券を発券するには、
パスポートをなくしたことを
現地の公機関に証明してもらう必要があります。
どこで発行してもらえるかは国によって異なるため、ネットで「(現地の国名) パスポート 紛失 証明」と検索して確認してください。

Oreが経験したオーストリアの事例を紹介します。

3-A. 盗難の場合:警察署でポリスレポートを取得

盗難の可能性が高い場合は、まず警察署へ。
ポリスレポート(盗難届)が緊急旅券の発給に必須です。

  • 警察署の場所はGoogle Mapで検索、または地元の人に聞く
  • 基本は24時間対応が多い(別の署に案内されることもある)

警察では以下を聞かれます。

  • いつ気づいたか
  • 最後に見たのはいつか
  • どんな状況だったか

曖昧な部分は「わからない」と正直に伝えればOKです。
Oreの場合、発行まで2時間弱かかりました。
待ち時間が長いので、飲み物を持っていくことをおすすめします。

3-B. 紛失の場合:市役所で遺失物届を取得

盗難ではなく紛失の場合、市役所に行くよう案内されました(オーストリアの場合)。

注意点は24時間対応ではないこと。
役所が閉まってしまうと翌日まで発行してもらえません。
気づいたら早めに動くことが重要です。

4. 日本大使館に連絡して予約する

証明書の取得と並行して(または取得後すぐに)、
日本大使館に連絡して予約を入れます。
電話またはメールで状況を伝えましょう。
このとき、必要書類についても確認しておくと後がスムーズです。

Oreはウィーンの大使館に電話で予約し、
必要なものをそこで教えてもらいました。

  • 大使館は24時間対応ではない(営業時間に注意)
  • 大使館によっては事前予約が必須(ウィーンはそうでした)
  • 予約方法・連絡先は各大使館のHPで確認する

5. 戸籍の符号または戸籍謄本を取得する(ここが山場)

これが一番の難関です。
旅行中に戸籍謄本を持ち歩いている人はほとんどいません。
状況別に対応方法を説明します。

5-A. 戸籍謄本・戸籍の符号をすでに持っている場合

用意がいいですね。
そのまま大使館へ持参するだけです。

5-B. マイナンバーカードを持っている場合

マイナポータルから「戸籍の符号」を取得できます。
現地にいながらスマホで完結できるので、
マイナカード持参の方は最速で解決できます。
取得方法はマイナポータルのマニュアルで確認してください。

5-C. 謄本もマイナカードもない場合

日本にいる家族に連絡して、
戸籍の符号または戸籍謄本を取得してもらいましょう。

  • 戸籍の符号の場合:番号をメッセージで送ってもらうだけでOK
  • 戸籍謄本の場合:PDFを国際郵便で送付 + 発送証明の写真をメールで送付

送付証明があれば、
到着前でも戸籍謄本のコピーで
対応してもらえる場合があります。
ただし対応可否は大使館によって異なるため、
事前に確認することをおすすめします。

6. 顔写真(縦45×横35mm)を用意する

緊急旅券・帰国用渡航書の申請には顔写真が必要です(縦45×横35mm・6か月以内撮影)。
外務省の案内では1葉ですが、Oreのケースでは2枚求められました。
枚数は在外公館によって異なる場合があるため、予約時に確認してください。
主要駅には証明写真機があることが多いので、
駅のインフォメーションで場所を聞いてみましょう。

7. 緊急旅券が出るまでの宿を確保する

発給まで何日かかるかは状況次第です。
1日ずつ予約していくのがおすすめです。
まとめて予約すると、早く発給された場合にキャンセル料がかかることがあります。

8. 既存の予約(宿・航空券)を変更する

できればキャンセル料が発生する前に動きましょう。
キャンセル不可のプランでも、事情を正直に伝えると特別対応してくれることがあります。
ダメ元でいいので、必ず連絡してみてください。

9. 大使館で緊急旅券を受け取る

1〜8が揃ったら、いよいよ大使館へ。
必要書類は以下の通りです。

必要書類(基本)

  • 紛失一般旅券等届出書(大使館で記入)
  • 盗難届(ポリスレポート)または紛失届出証明書
  • 戸籍謄本(6か月以内の原本)または戸籍の符号
  • 顔写真(縦45×横35mm。枚数は公館に要確認)
  • パスポートのコピー(あれば。なくても大丈夫)

Oreの場合、受付から発給まで約2時間でした。
書類が揃っていれば、当日中に発給してもらえる可能性が高いです。

手数料の目安(2025年時点)
・緊急旅券:約9,600円
・帰国用渡航書:約2,500円
手数料は現地通貨での支払いになる場合があります。
支払い方法(現金・カード)は事前に大使館に確認してください。

よくある質問

パスポートをなくしても旅を続けられますか?

はい、続けられます。
ただし、
①緊急旅券が発給されていること
②緊急旅券での入国が認められている国であること
の2つが条件です。
緊急旅券での入国可否は外務省HPで確認してください。

緊急旅券の取得まで何日かかりますか?

書類が揃っていれば、
1〜3日で取得できるケースが多いです。
Oreは盗難に気づいてから翌日14時に発給(約1日)でした。
ただし大使館の混雑状況や
書類の取得状況によって変わります。
余裕を持って動くことが大切です。

緊急旅券に必要な書類は何ですか?

基本的に必要なのは以下です。
①紛失一般旅券等届出書(大使館で記入)
②盗難届(ポリスレポート)または紛失届出証明書
③戸籍謄本(6か月以内の原本)または戸籍の符号
④顔写真(縦45×横35mm。枚数は公館に要確認)
⑤パスポートのコピー(あれば)。
詳細は受入大使館によって異なるため、
予約時に確認することをおすすめします。

戸籍謄本を持っていない場合はどうすれば良いですか?

マイナンバーカードを持っていれば、
マイナポータルから「戸籍の符号」をその場で取得できます。
マイナカードもない場合は、
日本にいる家族に戸籍の符号(番号を送るだけでOK)
または戸籍謄本を取得してもらいましょう。

帰国用渡航書と緊急旅券の違いは何ですか?

帰国用渡航書は日本への帰国のみに使えます。
旅の続行はできません。
緊急旅券は通常のパスポートに近い形で使えますが、手数料が高くなります。
すぐ帰国するなら帰国用渡航書、旅を続けたいなら緊急旅券を申請してください。
詳細は各大使館・外務省の公式サイトで最新情報を確認してください。

出発前にやっておくべき5つの対策

今まさに困っている人には関係ない話ですが、
これを乗り越えた後・これから旅行する人は、
ぜひ準備しておいてください。
準備が、最強の保険です。

  • パスポートのコピーをクラウド(GoogleドライブなどiPhoneなど)に保存しておく
  • 戸籍の符号を取得してメモしておく、または戸籍謄本を持参する
  • 証明写真を2枚、旅行バッグに入れておく
  • カード会社の海外緊急連絡先を連絡先アプリに保存しておく
  • 海外旅行保険の連絡先と補償内容を確認しておく

まとめ

海外でパスポートを盗難・紛失しても、
手順を守れば解決できます。
必ず帰国できますし、旅も続けられます。

パニックになるのは当然です。
Oreも固まりました。
でも深呼吸して、
この記事の手順を一つずつこなしていけば、
必ず緊急旅券は取れます。

大丈夫です。
無事に旅を続けられることを願っています。

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