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ANAマイルで何ができる?保有マイル数から行き先を逆引きするチェッカー

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こんにちは、Oreです。

ANAマイルはいざ使うとなるとかなり曲者です。

「ヨーロッパ旅行には足りるのか」
「2人で行ったら何マイル必要か」
「提携便なら安いって聞いたけど、実際どう違うのか」

こういった計算をするたびにANA公式サイトを開いて、
ゾーン表を読んで、往復を片道に割って、シーズンを確認して……
という作業をずっとやっていました。

今回、この面倒な作業をツール化しようと思い、作成してみたので、公開します。

チェッカー

こちらが「ANAマイル逆引きチェッカー」です。
保有マイル数を入力すれば、行けるエリアと必要マイルが一覧で確認できます。

✈️ ANAマイル 逆引きチェッカー
保有マイル数(合計)
人数
往復 / 片道
シーズン
ルート

1-A:非経由便、または日本国内のみで乗り継ぐ旅程

マイル数を入力してください

チェッカーには5つの入力項目があります。
それぞれの意味を確認しておきます。

① 保有マイル数

現在持っているANAマイルの合計を入力します。
家族や複数人のマイルを合算して使う場合は、合計値を入れてください。
スライダーは最大50万まで対応しています。

② 人数

同行者を含めた人数を1〜4人から選びます。
2人以上を選ぶと「1人あたり◯マイル」と「合計◯マイル」が並んで表示されます。

たとえば韓国ビジネスクラス(ローシーズン)は1人36,000マイル。
2人で行くと合計72,000マイルが必要になります。

③ 往復 / 片道

往復が基本ですが、片道を選ぶと往復の半分のマイル数で計算されます。
ANA便では2025年6月24日以降、片道特典の発券が可能になりました。

④ シーズン(ANA便のみ)

ANA便はローシーズン・レギュラー・ハイシーズンで必要マイルが変わります。
提携便はシーズン変動なし・年間固定です。

⑤ ルート(1-A / 1-B)

ここが一番見落とされやすい部分です。
次のセクションで詳しく説明します。

ANA便と提携便:何が違うか

チェッカーの上部タブで「ANA便」と「提携便(スターアライアンス等)」を切り替えられます。

ANA便

全日本空輸(ANA)が自社で運航する路線の特典航空券です。
プレミアムエコノミーに対応しており、シーズンによってマイル数が変動します。

日本発ヨーロッパは直行便がロンドン・パリ・フランクフルト・ウィーン・ミュンヘン・チューリッヒに就航しています。
これらは基本的に1-A(直行)ルートになります。

提携便

ルフトハンザ・ユナイテッド航空・シンガポール航空・エア・インディアなど、
スターアライアンス加盟航空会社の路線をANAマイルで発券します。

提携便の特徴は2つあります。

  1. シーズン変動なし:時期にかかわらず必要マイルが固定
  2. プレミアムエコノミーなし:エコノミー・ビジネス・ファーストの3クラスのみ

「ANA便は満席でも提携便は空きがある」というケースはよくあります。
Oreもシンガポール航空のビジネスクラスをANAマイルで発券したことがありましたが、
食事・シートともにANA便と比べても遜色ありませんでした。

目的地が同じなら、提携便の方がマイル数が少なくなるケースもあるため、
両方を比べてみる価値があります。

直行(1-A)と乗継(1-B)でマイルが変わる

ANA特典航空券には「Zone 1-A」と「Zone 1-B」というルート区分があります。

ルート定義マイル数
1-A直行便、または日本国内のみで乗り継ぐ旅程少ない
1-B別ゾーンを経由する国際乗継あり多い

1-Aの例:
・東京→ロンドン(ANA直行)
・新千歳→羽田→フランクフルト(国内乗継のみ)

1-Bの例:
・東京→ソウル→ロンドン(韓国=Zone 2を経由してZone 7の欧州へ)
・東京→シンガポール→パリ(東南アジア=Zone 4を経由)

1-Bになると、必要マイルが5,000〜10,000ほど増えます。
チェッカーでは「別ゾーン経由(1-B)」を選ぶと1-Bのマイル数に切り替わります。

自分のルートがどちらに該当するかは、発券時にANA公式サイトで確認してください。
乗継地が同じゾーン内(例:フランクフルト経由でロンドン)の場合は1-Aのままです。

ローシーズンで大きく変わる必要マイル数

ANA便でチェッカーを使うとき、シーズン選択がもっとも影響が大きい変数です。

おおまかな目安は以下の通りです。

シーズン時期の目安
ローシーズン(L)1〜2月、6月、11月前半など
レギュラー(R)3〜5月、9月後半〜10月、11月後半など
ハイシーズン(H)GW(4月末〜5月初)、お盆(8月中旬)、年末年始

ヨーロッパエコノミー(往復)で比較すると:

  • ローシーズン:45,000マイル
  • レギュラー:55,000マイル
  • ハイシーズン:78,000マイル

ハイシーズンはローシーズンの1.7倍のマイルが必要です。
時期を少し調整するだけで10,000〜30,000マイルの差が出ます。

チェッカーで「ローシーズンなら届く」という発見があったら、
その時期に合わせて旅程を組む選択肢が生まれます。

なお、提携航空会社特典航空券の場合はシーズンは関係ありません。

複数人で行くときの計算

マイル計算でもっとも多い失敗は、
「1人分のマイルで足りると思っていた」パターンです。

Oreも一度、夫婦でハワイのビジネスクラスを狙って計算したところ、
1人80,000マイル・2人で160,000マイル必要なのに対して、
保有マイルが130,000マイルしかなかった——ということがありました。

チェッカーで「2人」を選ぶと、各エリアの必要マイルが
「1人あたり◯マイル / 合計◯マイル」で表示されます。
保有マイルと合計マイルを直接比較できるので、この計算ミスが起きません。

「合計で行けるか」と「1人分で行けるか」を混同するのが、一番もったいない計算ミスです。

保有マイル別の活用パターン

チェッカーでシミュレーションするときの参考として、
保有マイル別の使い道を整理します。
(1人・ローシーズン・ANA便の数値です)

30,000〜50,000マイル

目的地クラス必要マイル
韓国・ソウルエコノミー12,000マイル
韓国・ソウルビジネス36,000マイル
台湾・香港エコノミー17,000マイル
台湾・香港プレミアムエコノミー30,000マイル
東南アジア(バンコク・シンガポール等)エコノミー30,000マイル
ハワイエコノミー35,000マイル

30,000マイルでも韓国ビジネスや東南アジアエコノミーは届きます。
少ないマイルでもクラスを上げる選択ができるエリアが近場にはあります。

50,000〜100,000マイル

目的地クラス必要マイル
ヨーロッパエコノミー45,000マイル
ヨーロッパプレミアムエコノミー67,000マイル
北米エコノミー40,000マイル
北米プレミアムエコノミー62,000マイル
東南アジアビジネス80,000マイル
ハワイビジネス80,000マイル

この範囲になると、欧米エコノミーや東南アジア・ハワイのビジネスクラスが現実的な選択肢になります。
Oreがもっとも使うのはこの帯です。

100,000マイル以上

目的地クラス必要マイル
北米ビジネス100,000マイル
ヨーロッパビジネス110,000マイル
東南アジアファースト115,000マイル
北米ファースト150,000マイル
ヨーロッパファースト165,000マイル

100,000マイルを超えると、欧米の長距離ビジネスクラスが射程に入ります。
Oreはこの帯でヨーロッパビジネスクラスを1回使いました。
羽田から11時間のフライトで横になれるのは、マイルでしか経験できない体験でした。

マイルの座席は「空き」が別途必要

チェッカーはマイル数の比較ツールです。
「行けます」と表示されても、特典座席が必ず取れるわけではありません。

特典座席の空き状況は、ANA公式サイトまたはANAマイレージクラブアプリで確認してください。

特典座席が取りやすいコツとして、以下を押さえておくと役に立ちます。

  • 搭乗355日前から予約できる(ANAの場合)
  • 直前キャンセルが出ることがある(特に直前48時間)
  • 提携便の方が空きが多いケースがある

詳細は以下の記事でまとめています。

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チェッカーのマイル数は2025年6月24日以降の改定値を使用しています。
ANA便1-Bのマイル数は推定値を含みます。
最新情報はANA公式サイトでご確認ください。

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